二部式帯 毛嫌いしないで下さいまし

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 「二部式帯を作っています」と言うと、「帯を切るなんて!」とか「帯がかわいそう!」と

 よく言われます。  

 わざわざ切ってないんですけどねぇ~。

 
 もちろん機にかけて織られた帯・・・すてきです。

 丁寧に手描きされた帯・・・すてきです。


 その他に 好きな布がちょこっとあるんだけど、

 それを生かして主人公にする方法のひとつとして、

 二部式帯もあってもいいのになぁ~と思います。


  たとえばこの黒白の生地は新井淳一さんのニット素材のものです。

 布好きなら判っていただけると思いますが、好きな布はとことん生かしてやりたい!

 そこで楽しい布あわせが始まるのです・・・。

 テイストとか質感をどう合わせるか! 神経使いますが至福の時間です。

 二部式だからお太鼓や帯の前柄の場所が判りやすくて、いろいろ遊べるのです。

 ニット素材が伸びないように、裏はしっかりした生地を使ったり、

 お太鼓 まっすぐのつもりがちょっと斜めになって面白くなったり、

 楽しい帯の出来上がりです。

 
 こういう帯もちょっと仲間にいても、楽しいですよ!

 

 

 

 

 

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