悩みの半衿


 これから 「きもの試行錯誤」と題して、もりたが今まで あーだこーだ 試してみて

 これはオススメ!と思える物や、方法を 失敗談とともに、お知らせしようと思います。

 
 まず第1回目は 「落ち着く半衿の付け方」・・・


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半衿をシャキッと付けて、スッキリ襟元で一日中過ごしたい!

長年の私の悲願でありました。

悲願って大袈裟な・・・と言われそうですが、衿元が決まらないのは着姿が決まらないということです。

着姿が決まらないのは、着崩れもし易いし、なんせ落ち着かへんのです!

今までは なるべく簡単に・・・が一番だったので、安全ピンでぐさぐさと一気に付けて

衿芯を差し込んでいたのですが・・・何だか衿がぶ厚くなって落ち着かなかったのです。

丁寧に半衿を縫い付けて、衿芯を差し込んでも、肝心の首周りがビシッと決まらない・・・


今回 意を決して、まず 市販の衿芯をお襦袢に縫い付けて、その上から半衿を縫い付けてみました。

あ~~ら なんということでしょう! 衿が未だかつて無いほど、首にピッタリフィット!

いい状態が1日中続くようになりました。

私は「えり芯」という名前で売っているバイアスに切ってあるものを使っていますが、

ちょっと固めの帯芯を半分に切って使ってもいいと思います。

帯芯は4メートルほどあるので、いっぱい出来ますねぇ~。


今まで散々「衿なんて安全ピンで ちょちょいと付ければいいのだ!」と叫んできた私ですが、

・・・まあ 夏に日本手ぬぐいとかを半衿代わりにするときは安全ピンでもいいけれど、・・・

ちゃんとした着物の時は、ちょっと最初の一手間で、1日中気持ちよく過ごせる「衿芯縫い付け」方式を

お勧めいたします!




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