もりたの二部式帯物語④
- 2018.01.26(金)
- おすすめメモ
しかし、二部式帯と言いながら、二つに分かれてへんのは、あかん!
又 教科書探しを開始しまして、見つけたのが 装丁家の林佳恵さんの御本でした。
ちょうど京都で開催された講演会も拝聴し、
「スカーレットオハラのように」カーテン地で二部式帯を作ろう!
と、決意も新たに縫い始めました。
布は 着物を着たい!と思って街をうろうろしていた時にカーテン屋さんで見つけたものです。
この布は二重組織になっていて、黒い布の上に水玉に穴が開いた白い布が乗っています。
はい! そこのあなたの思われた通り!!
縫いにくいでっす!!
でも帯にしてみると、いい感じだと思われませんか?
どうせ自分で帯を作るなら、面白い帯を作りたい!
これは 今でも 私の二部式帯作りの基本です。
すれ違う人がニコッと笑顔になるような・・・そんな帯を作りたいといつも思っています。
面白い素材感のある布は、私の遊び心を大いに満足させてくれるものです。
たとえ縫いにくい布でも、いや縫いにくい布だからこそ、
帯にしてみると、とても面白いものになるんですよ!